緊急速報!!黄緑さんがハリウッドに!!
黄緑さんのチャットにインスパイアされたハリウッドが、「KIMIDORI」という新作を作ったという情報が飛び込んできました!!
極秘ルートで入手した、その「KIMIDORI」のあらすじをご紹介しますぞー!!
ついに…ハリウッドが…
ハリウッド超大作「KIMIDORI」あらすじ
1949年、アメリカ・オレゴン州の片田舎で、ひとつの事件が起こった。
当時、アメリカ全域に爆発的に普及したテレビを見ていた青年が、突然、全身の血を沸騰させて死んだのだ。
原因はまったく不明…
ただひとつの外傷は「青年の左目が黄緑色に変色していた。」ということだけ。
その後、3流タブロイド紙が騒ぎ立てたが…結局、この事件は解決されることなく、人々の記憶から消えた。
そして…現在のニューヨーク。
昼下りのカフェで、PCを見ていた女性が血を吐いて死んだ。
未知のウイルスの可能性ありとの報告を受け、現場に向かったCDC(アメリカ疾病管理予防センター)のベテラン職員・ラヴィーネ(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、顔見知りのテロ対策班のリーダー・スタンド(ジェイソン・ステイサム)の姿を見かける。
スタンドから、
先進国10ヵ国でも同様の事件が起こっていること。
いずれも広域感染はなく、被害者はひとりだったこと。
ホワイトハウスはテロの可能性を視野に入れていること。
を聞かされたラヴィーネは、被害者の死因を解明するべくCDCのラボに向かった。
解剖の結果、女性の体内の血は沸騰していたことが判明。
そして…左目が黄緑色に変色していた。
その日から連日、世界各国で同様の被害者が続出、死者の数は少ないものの、原因不明の怪死現象に世界中で様々な憶測がささやかれた。
事件発生から1週間後…被害者のDNAが解析された。
DNAの一部が破損していることが判明したが、まだ未知の領域ゆえ、原因の特定には至らなかった。
しかし、テロの可能性を捜査するスタンドが、すべての被害者の共通点を発見。
すべての被害者は、オンラインゲーム中に死亡していたのである。
さらに、被害者は(世界各国の言葉で)「黄緑」を意味するアカウント名の人物と会話をしていた。しらみつぶしに、そのアカウントを捜査するスタンドだったが、すべてのアカウントは架空のもので、実体がなかった…。捜査を進めるうちに、同時多発的に世界中のオンラインゲームで「黄緑」を意味するアカウントが発生していたことが判明した。
捜査はすべてのオンラインゲームの「黄緑アカウント」に拡大されたが…ことごとく架空のアカウントにぶつかる。徐々に絶望感が漂う中、ついにスタンドが、実体のあるアカウントを突き止めた。
そのオンラインゲームは…「クリスタル・オブ・リユニオン」日本のゲームだった。
日本に急行したテロ対策班と特殊部隊「デルタフォース」の合同チームが、山奥にある小屋を完全包囲する中、ひとりの女性「黄緑(仮称)」(菊地凛子)が連行された。
「世界を黄緑色に…」
そうつぶやいた彼女は、その後、一切しゃべることはなかった。
ただ静かに空を見つめていた…その黄緑色の両目で…
黄緑が連行された直後から、世界各国で起こっていた怪死現象は止まった。
世界が安堵する中、怪死現象を受けた被害者の中から4人の生存者が発見される。4人はすべて日本人で、黄緑と同じオンラインゲーム「クリスタル・オブ・リユニオン」をプレイしていたことが判明。そして…両目が黄緑色に変色していた。
あらゆる研究機関が4人を調べた結果、驚愕の事実が判明した。
通常、二重らせん構造になっているDNAが、三重になっていたのである。
人類とは全く異なるDNAを持った4人は、頭脳・身体機能など、あらゆる能力で人類を凌駕。その4人によって、日本のあらゆる分野が飛躍的に進歩し、瞬く間に日本が世界のリーダーとなった。そして、頑なに「黄緑」を拘束していたアメリカも、日本の強固な要請により、「黄緑」の身柄を引き渡すこととなった。
大統領専用機「エアフォースワン」で日本に帰国した「黄緑」を、日本の実質的なリーダーとなった4人が出迎え、そして…闇に消えた…
忽然と姿を消した5人に、世界は騒然となる。
時を同じくして、世界各国で異常気象、航空機事故、海難事故、獣による災害、サイバーテロが多発。あらゆる災害のニュースが飛び交う中、突然、全世界の通信機が5人の映像を映し出した。
「世界を黄緑色に…」
「黄緑」が人類の終焉を静かに告げた…
世界各国で起こる災害が黄緑軍によるものだと断定した各国首脳は、世界政府を樹立。すべての軍事力を結集し、黄緑軍との決戦に挑んだ。
世界政府のあらゆる研究機関が解析した結果、「黄緑」以外の4人の特殊能力が判明した。
- AMA型・外見は女性「天候を操る能力」(コードネーム雨羽)
- TAM型・外見は女性「水を操る能力」(コードネーム玉虹)
- MAM型・外見は女性「動物を操る能力」(コードネームまめちむ)
- JIM型・外見は男性「電波を操る能力」(コードネームじむ)
「黄緑」の能力は不明ながら、世界政府VS黄緑軍の戦いが繰り広げられた。
激闘の末、一人また一人と倒れていく黄緑軍…勝利に沸く世界政府だったが…
ついに「黄緑」の特殊能力が明らかになる。
「黄緑」の特殊能力は「不死」だった…
あらゆる攻撃に対して瞬時に再生する「黄緑」…ついに世界政府は核の使用を決定する。人類1/3の消滅と引き換えに放った核攻撃だったが…「黄緑」は生きていた。
苦肉の策として世界政府は、液体窒素による「黄緑」の冷凍を選択する。
ラヴィーネが練り上げた作戦(ゲームキャラ平将門の声(石田彰)で誘い出し冷凍する)により、「黄緑」はエリア51の地下施設に冷凍保存された。
人類は勝利した。
冷凍保存された「黄緑」を眺めながらラヴィーネはあることに気付く…
「世界を黄緑色に…わたしたちは、どんでもない間違いをおかしたのかもしれない…」
「黄緑」冷凍から1年…世界は変わった。
DNAの恐怖を体験した人類は、「黄緑」を研究し、その細胞からDNAを保護する新薬を開発。すべての人類に投薬した。
その後、国境が無くなり世界は一つになった。争いも飢餓も無くなった。
飛躍的な化学の進歩により、すべての人が豊かになった。
この世界は楽園となった。
そして…すべての人々の両目が…黄緑色になった…
「世界を黄緑色に…」
ハリウッドよ…考え直せ…